力みとも脱力とも違う「型」の力

下手に力むとボールが遠くまで飛ばせない。
だからといって脱力すれば遠くまで飛ぶのかというとやっぱり全然遠くに飛ばない。
あるスピードに到達するためには余計な力みがあると不可能だ。だから脱力が必要だと思われるが、スピードだけでは目的に到達しない。
コントロールのため適宜力む必要がある。
この「適宜」部分が実はある「型」の状態なのではないかと思うようになった。
この「型」になったピッタリのタイミングでスピードを維持したまま軽く力むと驚くほどボールは遠くに飛ぶ。
これはどのスポーツでも音楽でも、工芸という世界でも言える法則なのではないかと思う。物理的な力だけでは測定できない構造の力を使う方法。
トレーニングはこの「型」を自分に最適な状態で見つけるために必要なのだろう。
7/27/2014
06/2014  | 07/2014  | 08/2014  | 09/2014  | 10/2014  | 11/2014  | 12/2014  | 02/2015