図説 偽科学・珍学説読本
グレイム ドナルド
「サブリミナル効果はウソ」的なお話てんこもり
この本は久しぶりに凄まじい衝撃を受けた。
特に猿と人をかけあわせた実験の項はもっと多くの人に伝えるべき内容だと思う。数百万人に被害をもたらし、なお人々を恐怖に陥れる結果をもたらしたかもしれないからだ。
本書を知ったきっかけは「サブリミナル効果って確かウソだったよな」という記憶から調べて面白そうな本だと思ったからだ。
差し込まれるコラムも面白い。
できるだけ多くの人に読んでもらいたい。科学のウソというか、権威を妄信する人の愚かさというものが見える。
うさぎ跳びは実は危険だったとか、運動中は水を飲めとか、赤ちゃんはできるだけ抱っこしないといけない昔言われていた抱き癖なんてないとか、そういうのに「はあ?」と思った事がある人ならかなり衝撃を受ける内容だと思う。
8/18/2014